2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」が始まるのを前に、「体感スポットガイド 平安時代ツアー 紫式部と源氏物語 ゆかりの地をめぐる」が、2023年12月19日に発刊されました。京都市をはじめ宇治市、大津市、越前市などの名所・旧跡を中心に、行ってみたくなる観光スポットが満載されています。その本の最後のページ(120~121)に、中宮・彰子に仕えた優れた歌人・和泉式部のゆかりの寺院として、「東北院」が掲載されています。恋多き人生を送り、情熱的な恋歌を多く残している和泉式部は、晩年、娘の小式部内侍に先立たれて出家しました。その和泉式部が手植えしたという「軒端の梅」の後継木が境内にたたずんでいることと、この梅は能の演目「東北」のモチーフで、和泉式部が「東北院」のありようを語る場面が有名であることなどが紹介されています。和泉式部の御朱印も授与しておりますので、第1・3日曜日(10時から16時)またはその他の日はホームページに載っている電話番号に連絡をしていただきお確かめの上、当院にお越しくださいませ。