沈丁花が心地よい香りを漂わせています

 昨年の春に、日本画家の定家さまが当院の沈丁花をスケッチされ、その絵がお香のパッケージの一つになったとのことで、先週(令和8年3月1日)、そのお品を御奉納していただきましたとお知らせしておりました。定家さまがスケッチされた沈丁花は、参道の中程に生えていますが、現在手毬のような花(実際は萼片)を咲かせ、心地よい香りを漂わせています。

 これまでは山門の両側にあった沈丁花が、上品な甘い香りを漂わせて、春の訪れを告げていました。昨年、山門に向かって右側の沈丁花が枯れ、今年は左側の沈丁花も葉をつけず弱った状態になっています。左側の沈丁花について、昨年は「上品な甘い香りが東北院の周辺に漂い、道行く人に春の到来を告げています」と、ホームページでお知らせしていましたが残念です。

 沈丁花の花言葉は「不死」「不滅」「永遠」ですが、実際は寿命(20~30年)には勝てないようです。枯れたり弱ったりしたものの傍に新しく植えた沈丁花が成長し、途切れることなく春の訪れを告げてくれることを願っています。