
本日(令和8年9月13日)、真謡会館で能を学ばれている方が、お写経に取り組まれました。事前にライフワークとされている謡蹟めぐりについて、色々とお話しをお伺いしました。「いざ鎌倉」の語源となった「鉢木」の主人公である佐野源左衛門常世のお墓がある栃木県の願成寺へ行かれたお話しや、曽我兄弟が富士の巻狩りの夜、工藤祐経の宿所を襲い、仇討ちを成し遂げたと言われている場所へ行かれたお話しなど、大変興味深く聞かせていただきました。また、本日は午後から、源頼政が近衛天皇の勅命で鵺を退治する前に祈願に訪れたという神明神社へ行かれるとのことでした。弓矢の名手であった頼政が鵺を退治した際に、二本の矢じりを奉納したと言われています。毎年9月の祭礼の際にそれを公開しているとのことで、本日がその日であるとのことでした。
情報化社会の中で、日々、様々な情報にふれ、忙しく生活をしていますが、自分の軸をしっかり持って生きていきたいとのことでございました。心を落ち着けてお写経に取り組むことで、自分自身と向き合い心を整理する中で、次なる目標に向かうエネルギーが湧いてくることと存じます。次なる目標は、10月12日に観世会館で演じられます「小袖曽我」とのことでございました。最後にお写経されました「般若心経」を、本堂に御奉納していただきました。
