
先日(令和8年1月18日)、東北院の「軒端の梅」が開花したことをお知らせしておりましたが、約2週間経った本日(令和8年1月31日)、二・三分咲きになりました。節分を前に空気は冷たく大変寒い中ではありますが、日差しの強さや梅の開花の様子から季節の移ろいを感じます。
「寒中四友」(「雪中四友」)という言葉をご存じでしょうか。中国由来の言葉で、寒い季節に咲く4つの花を指し、古くから文人画の題材として親しまれてきました。梅、蠟梅(ロウバイ)、山茶花(サザンカ)、水仙を指しますが、東北院には早春に凜として白梅を咲かせる「軒端の梅」と、昭和49年(1974年)に発行された「京都市の巨樹名木」に記載されている山茶花(サザンカ)がございます。
奈良時代は、万葉集からも伺えるように、お花見と言えば「梅の花」が一般的でした。「寒中四友」の一つである山茶花(サザンカ)は、もう散ってしまいましたが、もう一つの「軒端の梅」は、これから見頃を迎える時期になっていきます。明日(令和8年2月1日)は、第1日曜日で、当院の御朱印授与日になっております。季節の移ろいを感じる二・三分咲きの「軒端の梅」をお花見された後に、それを手植えしたと伝わる和泉式部の御朱印をお求めになられてはいかがでしょうか。
