端午の節句を前に

5月5日の端午の節句を前に、花菖蒲を生けました。端午の節句に因んで「心意気」という花言葉が付けらています。垂れ下げるように咲いた花姿に由来して、「優しい心」「優雅」という花言葉もあります。また、鍾馗様は、奈良時代に中国から伝わった端午の節句の風習と共に、日本へやってきた魔除けの神様です。鍾馗様像が、民衆に広まったのは江戸時代と言われています。現在の建物は、明和7年(1770年)に安津宮の御所を御寄附されたものであり、鍾馗様もその当時に作られたものと思われます。